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Go Toトラベルで秋色に染まり始めた上高地へ その3 [ドライブ]

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前夜は出発するので朝早く起きたこともあって、美味しいワインを飲んだ夕食後、
お部屋に戻ってお茶を飲んでいたら突然睡魔が襲ってきてバタンキュー状態でした。


翌朝起きてまずはバルコニーに出てお天気をチェックです。
山の上は雲がかかっていますが空は青空です。
朝日が山肌に当たっています。黄色く色づいた葉がより一層鮮やかに見えています。


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同じ場所も夕方と朝では雰囲気が変わります。


前夜しっかりと夕食を食べその後すぐ眠ってしまったもののお腹は空きます。
身支度を整えて朝食に行こうとすると、父が部屋の中をウロウロとして何か探しています。
「補聴器が見つからない。ケースに入っていない。」と言うではないですか。
前日はちゃんと付けていたので、絶対のこの部屋にあるはずと探すものの見つかりません。
自宅でベッドの下から出てきたこともあったので、ベッドの下も覗きますがありません。
小さなモノなので転がってどこかに入り込んでしまったのかもしれないし
もうお掃除の人にお願いするしかないかな・・・と言っていた矢先
姉が洗面所に置いてあったタオルの下から補聴器を発見!
お風呂に入った時に濡らさないようにとタオルの下に隠したようです。
とにかく見つかってよかった、よかった・・で朝食です。

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Go Toトラベルで秋色に染まり始めた上高地へ その2 [ドライブ]

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蓼科から上高地へはノンストップで。
沢渡のいつもの足湯のある駐車場に車を置き、タクシーで上高地に向かいました。
旧釜トンネルは車1台がやっと通れる幅しかなく、トンネルの入り口の前で長い時間待たされることも
ありましたが、今では2車線の立派なものとなってトンネルの前で待たされることなく
一気に上高地へと入って行くことができるようになりました。
旧釜トンネルも用済みとなったわけではなく、現在の釜トンネルで事故等があった時の脱出用として
確保されているとのことで、タクシー運転手さんがその通路の場所を教えてくれました。
釜トンネルを抜け、落石等の防災のために作られたトンネル「上高地トンネル」を抜けると上高地、
目の前に穂高連峰が見えてきました。毎回、感動の瞬間です。
大正池の水面にはうっすらと黄色く色づいた木々が映りこんでいました。


ホテルにチェックインし、この日は食事の時間のこともあって散策に行く時間がなかったので、
お部屋のベランダから眺めを楽しみました。


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上高地の紅葉は今まさに始まったという感じでした。
その中に紅くなっている木が。


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アップで。

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山肌に夕陽が当たっています。


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まるでパッチワークのよう!


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すっかり葉を落とした木は、オブジェのようでした。


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Go Toトラベルで秋色に染まり始めた上高地へ その1 [ドライブ]

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昨年秋のリオハとバスクへの旅行記もやっと大詰めを迎えているところですが、
先週、Go To利用で紅葉(黄葉)が始まった上高地へ行ってきましたので
季節モノということで先にこの記事をアップします。


父のたっての希望で毎年のように訪れていた上高地でしたが
今年はもう体力的に行くのは難しいかな?と思っていたところ、
父から「来年はもう行けないかもしれないからどうしても今年は行きたい」とのリクエストがあり
取り敢えず部屋が空いていた6月末、7月中旬、10月中旬を押さえたのが2月の下旬。
まさか新型コロナでこのような状況になるとは思ってもいない頃でした。

結局ホテルは例年ならばGW前から開業となるところ7月から開業することになり
6月はホテル側からキャンセルの連絡。
7月は感染者の増加で小池都知事の「なるべく他道府県には行かないように」との発言で
わざわざ行くのもね、ということでこちらからキャンセル。
そして取り敢えず押さえておいた3つ目の10月。
東京の感染者数は高止まり状態が続いているものの、東京都民も10月からGo Toが使えるとのことで
思い切って出かけることにしました。


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出発時東京は今にも雨が降りそうなどんよりとした空模様でしたが
笹子トンネルを抜けると、「トンネルを抜けると雪国だった」ではないですが、
お天気がガラッと変わり青空が見え、甲府盆地はすっきりと晴れ渡っていました。


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毎回ほぼお決まりのコースなのですが、小淵沢で下りて父の大好きな八ヶ岳鉢巻道路へ。
運転手だったために写真はないのですが
富士見高原に入ると道路の両側の木々や木の幹に巻き付いたつ蔦漆が真っ赤に色づいていて
太陽の光を浴びてとても綺麗でした。
小淵沢~富士見高原~原村を抜けてやってきたのが、
蓼科にあるお気に入りのお蕎麦屋さん「しもさか」です。
暫くぶりだったのですが、入口の駐車場が広くなっていて
またお向かいの鬱蒼と生えていた木々が伐採されてすっかり様相が変わり、
危うく通り過ぎるところでした。


お蕎麦ももちろん食べたのですが
実はお蕎麦よりもこのお店の蕎麦がきのお汁粉が大のお気に入りです。
今まで食べた蕎麦がきの中でここのが一番ふわふわで美味しいです。
蕎麦粉をを買ってうちで何度か挑戦してみたのですが、こんなにふわふわにはどうしてもできません。


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満腹になったところで、上高地へと向かいました。




つづく。

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<おまけ>


うちの庭のホトトギスがようやく咲き始めました。例年よりも遅い開花です。
9月にひまわりの片付けをしたときに気づいたのですが
今年は8月が暑かったためか立ち枯れてしまったのも多く例年よりも少な目です。

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ホトトギスの隣でシュウメイギクが競うように咲いています。


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いつもご訪問、nice!&コメントをありがとうございます。

前記事へのコメントのお返事もう少しお待ち下さいね。


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リオハとバスクを訪ねる旅44(コミージャス) [海外@リオハとバスク(西・仏)2019秋]

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アルタミラの次に向かったのはコミージャス。
ここはモデルニスモ建築(バルセロナを中心としたカタルーニャ地方で19世紀末から20世紀初頭に流行した
フランスのアール・ヌーボーと類似した芸術様式でスペイン版アールヌーヴォーと呼ばれている
)が
点在する避暑地として知られていて、ガウディの初期の作品があることが知られているということで、
そのガウディの作品である館を見学に行きました。


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館の所有者は、マクシモ・ディエス・キハーノ氏で、まだ若かりしガウディ(31歳)が、
1883年から1885年にかけてキハーノ氏の夏の別荘として設計したそうです。


門を潜りなだらかな坂を歩いて行くと木々の向こうに建物が見えてきました。


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リオハとバスクを訪ねる旅43(アルタミラ洞窟) [海外@リオハとバスク(西・仏)2019秋]

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この日はサンティジャーナ・デル・マールから数キロ離れたところにはアルタミラ洞窟へ。
世界史でも時代順に授業が進んでいくと早い段階で出てくるので、
その名前を一度は耳にしたことがあるのではないかと思います。


余談ですが私の高校の時の世界史の先生は、時代順にやると最後まで絶対に辿り着かないからと
時代順の授業でありませんでした
その中でも鮮烈に覚えているのは先生自分の専門分野(東洋史)で、
普通は数行で終わるベトナム史を教科書の内容を超えてかなり詳しくやってくださったことです。


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1879年、このあたりの領主であったマルセリーノ侯爵の娘が、偶然洞窟の中に壁画が
あることを発見し、アマチュア考古学者であった父親のマルセリーノ侯爵が1880年に
旧石器時代の壁画として発表しました。


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ところがその岩肌に描かれた野牛や馬などの動物の表現があまりにも素晴らしかったために、
発見後しばらくは旧石器時代のものとは認められなかったそうです。


その後1900年までの間に同様の洞窟壁画がいくつか周辺で発見され、科学的調査も進んだ結果
発見から20年以上経った1903年にアルタミラ洞窟の壁画は旧石器時代のものであると
結論付けられたそうです。

マルセリーノ侯爵説を否定したその当時の考古学の権威だった学者は論文で謝罪したそうですが、
後の祭り。既にマルセリーノ侯爵は亡くなっており、それも15年も経っていたとのことでした。



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画像がいつもよりも多いですが一気にご紹介してしまいますね。

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