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シチリア島の旅 26(オルティージャ島 その4@シラク―サ) [海外@シチリア島(伊)2022秋]

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ドゥオモ広場



アレトゥーサの泉を見学したあと、海岸から離れて空がわずかしか見えない路地を歩いていきます。

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所々に素敵な装飾が施された建物があります。


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後ろを振り返ると海。いいですよね~こういう景色、好きです。

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路地を抜けたところにあったのがトップのドゥオモ広場です。

ドゥオモ広場の入口にあったのが、サンタ・ルチア・アッラ・バディア教会。

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ここには以前カラヴァッジョの祭壇画「サンタ・ルチアの埋葬」がありましたが
現在は別の教会に移されていてこちらではレプリカが飾られています。

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この教会はバロック様式ですが、バロック様式というと白っぽく華やかで豪華な装飾が特徴かと
思っていましたが、ガイドさんのお話によると、ファサードが看板のようになっていて
はりぼてである、つまり豪華に見せかける装飾も特徴だそうで
この教会も離れて見るとそのような状態になっていることがよくわかります。


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シチリア島の旅 25(オルティージャ島 その3@シラク―サ) [海外@シチリア島(伊)2022秋]

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シチリア島の旅日記の24→こちらでご紹介したホテルのレストランのテラスから見えた彫刻ですが、
Inatimyさんが調べてコメントに書いて下さったとおりで(いつもありがとうございます。)
商工会議所のものでした。
旅日記の24のトップは商工会議所の写真だったのですが、この時点で建物の上部に
こんなに素晴らしい彫刻が施されていることに全く気付いていませんでした(苦笑)
商工会議所を見上げた写真をトリミングしたらハッキリとそうだとわかりました。
見れば見るほど本当に見事な彫刻ですよね。


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翌日は足の具合もすっかりよくなり(ご心配をおかけしました)、旧市街の観光へと出かけました。
前日も通った城壁の門から入っていきます。

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擦り減った石畳に経て来た歴史を感じますね。
このあたりは古代ギリシアの時代の区画が残っているそうです。
向かって右の路地とかそんな雰囲気がします。

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壁への這わせ方がステキ!入口のあたりとってもいい感じですよね。

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紀元前からこの路があり今現在も使われているのは石の文化ならではのことと思います。

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↓ここは看板をみると財務省であり、地方税委員会らしいです。

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海が見えてきました。

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クルーズ船かな大きな客船が入ってきました。

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岸壁では釣りをしている人が見えました。

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凝った紋章が付いている建物です。
上部の柵もステキですね。

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ここは夕食で訪れるレストランとのこと。楽しみです^^

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MEGURU Ⅱ(2023年2月) & 梅開花@うちの庭 [お花]

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前記事のブログ15周年へのたくさんのお祝いのコメントをありがとうございました。
ここに改めて御礼申し上げます。
これからもお付き合いの程どうぞよろしくお願いいたします。



今月もベルローズさんからMEGURUシリーズの薔薇が届きました。

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今月届いたのは、ソメイユ、ハロウィン、クレイジートゥです。
お供のグリーンは、ブルーアイス(トゲトゲしているもの)と
小さな小花がついているのが見えるビバーナムティヌス(トキワガマズミ)。

ソメイユ

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ハロウィン

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クレイジートゥ

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今回は、どのバラも1本でも存在感のあるものでグリーンもボリューム感あるものだったので、
バラは3本ですが、華やかな雰囲気となりました。

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[かわいい]まとめ[かわいい]

MEGURU I

MEGURU 1月(パーティーラナンキュラ)
MEGURU 2月(キララ)
MEGURU 3月(ソメイユ)
MEGURU 4月(イングリッシュアイズ)
MEGURU 5月(トゥールーズロートレック)
MEGURU 6月(ブルーミルフィーユ)
MEGURU 10月(カーマインクラシック)
MEGURU 11月(ラ・カンパネラ)
MEGURU 12月(アルヌワブラン)
MEGURU 1月(ライム)
MEGURU 2月(パリ)
MEGURU 3月(オークランド)
MEGURU 4月(クレイジートゥ)
MEGURU 5月(ペピータ)
MEGURU 6月(ハロウィン)
MEGURU 7月(番外編・・・ドライ)
MEGURU 10月(フェリシタル)
MEGURU 11月(ピンクダイアモンド)
MEGURU 12月(ブリランテ)
MEGURU Ⅱ 2023年1月<ピンクダイアモンド、フェリシタル、ショコラロマンティカ>


興味のある方はこちらの覗いてみてください→ベルローズさん


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シチリア島の旅 24(オルティージャ島 その2@シラク―サ) [海外@シチリア島(伊)2022秋]

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商工会議所



ホテルにチェックインしあと夕食まで時間があったのでひと休みしてから街歩きに出かけました。
シラクーサの旧市街、ホテルがあるオルティージャ島の観光は翌日の午前中に予定されていたので
ホテル周辺を散策です。


暫く歩くと旧市街の入口らしき城門が見えてきました。
上部の真ん中、額のようになっているところがぽっかりと空いていますが
通常はその町の守護聖人が掲げられています。壊れてしまったのでしょうか。
確かシラクーサの守護聖人はサンタ・ルチアのはずです。


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こういう路地は旧市街という感じがします。


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さぁ、街の中心部へと思った時に足に違和感があり、どんどん痛みが増してきて
このまま歩き回って歩けなくなってホテルに戻れなくなってしまったらということが頭をよぎり
翌日、旧市街の観光が予定されているので、無理せずホテルに戻ることにしました。


ホテルに戻る途中で、アポロ神殿。

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ソテツかしら?


道路の真ん中にもこんな跡が

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ランチのデザートで出て来たシチリアのお菓子「カンノーロ」、街角ではこんなふうに売られていました。
注文があるとクリームを詰め込んでくれるのですね。

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本土とオルティージャとをつなぐ橋です。3本のうちの2本です。

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この後無事ホテルに戻ることができました。

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シチリア島の旅 23(オルティージャ島 その1@シラク―サ) [海外@シチリア島(伊)2022秋]

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ランチのお店「L’UFFICIO」



パオロ・オルシ考古学博物館の見学を終えた後はランチです。
シラクーサの発祥の地であるオルティージャ島へ。
現在はオルティージャ島と本土とは三本の橋で繋がれているので、半島のようになっています。


まずはビールです^^

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たぶん(^^ゞガスパチョ。

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春巻きを思い出しながら食べました。

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パスタは、フェットチーネ(平たい麺)シチリア風ソース 
上にかかっているのはチーズですが、何がシチリア風なのかは聞かないでくださいね、???です(笑)

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デザートはシチリアの代表的なお菓子「カンノーロ」。
クリームがたっぷりと詰まっていました。筒状の部分はカリッとしています。

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砕かれたナッツはピスタチオ。

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シチリア島の旅 22(パオロ・オルシ考古学博物館@シラク―サ) [海外@シチリア島(伊)2022秋]

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ネアポリス公園の見学を終えたあとは近くにある「パオロ・オルシ考古学博物館」を訪れました。
博物館の名前の「パオロ・オルシ」は、シチリアで活躍した考古学者の名前です。

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先史・原始時代の出土品からローマ時代以降のものまで幅広い時代のものが展示されています。
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↑↓のように絵が描かれているものの多くはギリシア本土から持ち込まれものだそうです。
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ワインを船で運ぶ時に使われた容器。
樽だと転がってしまうので転がり難いこのような形が考えられたそうです。
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双子を抱く母神像↓
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馬かな?
シェイプされた意匠がとっても印象的でした。
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現在の安全ピンのようなものだとか。
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ライオン像? 細かい模様や色使いがステキです。
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これはスプーンのようですね。
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神殿の模型もありました。
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ガーゴイルかな?
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「アデルフィアの石棺」サン・ジョヴァンニのカタコンベ(地下の墓所)にあったものだそうです。
石に直接彫られている(透かし彫り?)細かい彫刻が素晴らしかったです。
これは絶対に失敗が許されないですよね。
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文字がびっしり書かれた石碑にはどんなことが書かれていたのでしょうね。
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モーパッサンが紀行文で賞賛したと言われる「アフロディーテのヴィーナス」。
発見者にちなみ「ランドリーナのウェヌス(Venere Anadiomene o Landolina)」とも呼ばれています。

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この博物館には貨幣のコレクション(古代ギリシアから中世)も展示されているそうですが
残念ながら時間の関係でそこは見学していません。



(2022年10月14日午前中)
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<おまけ>

昨日は姉がお昼ご飯を作って持って来てくれたので私がデザートを用意しました。
チーズスフレケーキを食べたい気分だったのですが、前日病院のハシゴで疲れてしまい
夜に作る元気がなかったので、一番手軽にできるプリンにしました。
表面に傷があるのは、焼き具合をチェックするためにナイフをブスっと刺した跡です(^^ゞ

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カラメルもいい感じで出来きました(*^^)v



(2023年2月8日)

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シュークリーム&伊予柑のマーマレード作り+胡蝶蘭開花! [美味]

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シチリアの旅行記の続きの記事が全然書けていないので今日は食べ物ネタです。
こんなことをしていたら、そりゃー記事を書く時間はないよねっ、て言われそうですが(^^ゞ


ChatBleuさんのところでシュークリームを見たら(昨年もそうだったような気がするのですが)
どうしても食べたくなってしまい、冷蔵庫を覗いたら材料は全部そろっていたので作ってしました(笑)


シュー(皮)作りから始めます。
バター、水、砂糖、塩を入れてバターがとけたら、小麦粉を一気に入れて混ぜ
そこに溶き卵を入れていきます。この時に少しずつ入れていくのがコツ。
卵を入れ過ぎてしまうとタネがまとまらなくなってしまいます。→苦労した経験あり
おしゃもじですくってタネが垂れてくる位が丁度いい感じです。

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絞り袋に入れて、絞り出します。
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霧吹きで水をかけてから焼くのが一般的ですが
うちのはスチームオーブンなので、それを利用して霧吹きをせずにオーブンに入れます。

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形は統一感がなくいびつなものもありますが、膨らんだので良しとしましょう(笑)
焼き立てをオーブンから出した時のぷ~んと漂うバターの香りがもうなんとも言えずよかったです。

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カスタードクリームがまだ温かったので、カスタードクリームの上に生クリームをのせたもの。
粉砂糖を振りかけるとグッと見映えがよくなります。

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カスタードクリームを作るときに↑うっかりてんさい糖を使ってしまって茶色のカスタードクリームになってしまいました。
味には全く問題ないのですが見映えがよくないです(笑)

残りはカスタードクリームがしっかり冷えてから生クリームを混ぜたクリームにしました。

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焼き立ての皮がサクサクしたシュークリームも美味しかったですが
クリームを入れて冷蔵庫にいれておき、翌朝食べたしっとりした皮のシュークリームも
クリームが皮に馴染んで美味しかったです。
一部は冷凍してシューアイスにしましたが、これはまだ食べていません。


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シチリア島の旅 21(ネアポリス考古学公園(ヒエロン2世祭壇とローマの円形闘技場)@シラク―サ) [海外@シチリア島(伊)2022秋]

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ネアポリス考古学公園の最後です。


トップの写真は↑ヒエロン2世の祭壇で現在残っているのは基壇のみです。
紀元前3世紀(ギリシア劇場が改築された頃)ヒエロン2世の時代に
シラクーサは繁栄と平和を謳歌したとのこと。

この祭壇はゼウス(ギリシア神話の主神たる全知全能の存在)に捧げられたもので
生贄の450頭もの牛が焼かれたそうです。


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タオルミーナのギリシア劇場は、ローマによって改築され闘技場になっていましたが
ここシラクーサでは、ローマは帝政時代(3~4世紀)にギリシア劇場とは別に
円形(楕円形)闘技場を建造しました。


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中央には地下装置のための奈落が見えます。


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この通路は狩猟ショーのための動物が通ったのかもしれないですね。

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前記事のギリシア劇場に比べると小ぶりに見えますが、決して小さいものではなく
かなりの大きさがある円形闘技場でした。

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通路脇には石棺が置かれていました。

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バスの駐車場に絞り立てのオレンジジュースを売るお店があり
ちょっと蒸し暑い日だったので喉を潤すために飲んだところ、とっても美味しかったです^^


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(モロッコへ行った時にも町のあちこちでジューススタンドを見かけましたが、モロッコでは怖くて飲めなかったです(^^ゞ)



この後、イタリアで最も重要な考古学博物館のひとつ「パオロ・オルシ考古学博物館」へ。

余談ですが、古代ギリシアの数学者として有名なアルキメデスはシラクーサで生まれ
シラクーサで亡くなったとのことです。


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