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シチリア島の旅 20(ネアポリス考古学公園(ギリシア劇場)@シラク―サ) [海外@シチリア島(伊)2022秋]

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ギリシア劇場@シラク―サ


シラクーサ、ネアポリス考古学公園の観光の続きです。

石切り場の隣にあったのがギリシア劇場。
紀元前5世紀、ヒエロンによって建設され、紀元前3世紀にヒエロン2世によって改築され
古代世界最大級の劇場となったとのこと。
その当時、シラク―サはアテネやアレクサンドリアと並ぶ演劇のメッカだったとか。


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ここでは、ギリシア三大悲劇詩人(アイスキュロス、ソフォクレス、エウリピデス)のひとり
アイスキュロスの悲劇「ペルシア人」の初演が行われたとも言われているそうです。


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今現在はどうか分かりませんが、タオルミーナのギリシア劇場と同じく、夏の間にはここの劇場で
古典劇などが上演されていたようで、私が買ったシチリアの本に写真が掲載されていました。


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石切り場とギリシア劇場の位置関係ですが、↑ギリシア劇場の一番上に立っていたこの建物が、
石切り場の上部にあるのが見えます↓
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ギリシア劇場の最上部には、こんな穴がたくさんありましたが、
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お墓として利用されていたとのことです。

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ギリシア劇場の上部からの眺めです

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雲の多いお天気だったので残念でしたが
もし快晴ならば、イオニア海の紺碧の海が眺められたのではないでしょうか。
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周囲を歩いているとザァーザァーという水の流れの音が聞こえてきます。


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前記事の石切り場に地下水道の跡が見られましたが、石切り場とは別の水路がギリシア劇場の上部まで、
今も29キロ先の水源地から水を運び続けているのです。


遺跡の向こうに見えた塔のようなものは、マドンナデッレラクリメ聖所記念堂。
高い建物がないシラクーサの町の中でかなり遠くからも見えて目立っていました。
ガイドさんの説明によると、産後の肥立ちが悪く目が見えなくなってしまった奥さんが、
自宅にあったマリア像にお祈りをしていたところ、マリア像から涙がこぼれ、
奥さんの目が見えるようになったという奇跡が起こり、これを聞きつけて多くの人が
訪れるようになったので、その場所に奇跡にちなんで建てられた聖堂、涙の聖母教会で
奇跡としてローマカトリック教会に正式に認定されているとのことです。


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ネアポリス考古学公園、もう1回続きます。


(2022年10月14日午前中 旅行期間:2022年10月11日~10月21日)
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<おまけ>

アレンジです。

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<花材:ユキヤナギ、バラ、チューリップ、デルフィニウム、スイトピー、フリージア、(白)アリウム・コワニー(?)


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シチリア島の旅 19(ネアポリス考古学公園(天国の石切り場)@シラク―サ) [海外@シチリア島(伊)2022秋]

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今日はシチリアの旅行記の続きです。


タオルミーナを後にして一路シラク―サへ。
シラク―サでまず訪れたのが考古学地区のネアポリス考古学公園。

ここには、
・石切り場、
・ギリシア劇場、
・ローマ時代の円形闘技場、
・ヒエロン2世の祭壇などがありますが、
最初に見学したのがギリシア時代の石切り場で「天国の石切り場」と名付けられています。


黒猫ちゃんが、石の上で寛いでいました。

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紀元前735年にギリシア人が初めてシチリア入植したのは、シチリアに到着した日の昼食で訪れた
ナクソスでしたが、シラク―サも古代ギリシアの植民都市「シュラクーサイ」が起源です。


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公園内は1950年代に植林と歩道整備が行われて、今では熱帯植物や柑橘類の樹木が茂っています。
これはオリーブの実ですね。

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直線的な部分が石切り場らしいです。
ここから切り出された石は、シラク―サの町の城壁を作るために使われたそうです。

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こちらのロバの耳の形のような洞窟が、「ディオニュシオスの耳」と呼ばれる洞窟。

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岩盤の表面に横にラインが入っているように見えますが、これは、下の石を掘りすぎて
崩落したしまったことで分かったのですが、そこはギリシア時代の地下水道の横穴だったそうです。
↓下から見ると、ラインのところが窪んでいるのがお分かりいただけると思います。
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遠くから見るとこんな感じです。
この洞窟の上にギリシア劇場があります。

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デュオニュシオスの耳の中に入ります。
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洞窟内から外を見るとこんな感じです。


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「ディオニュシオスの耳」という呼び名は、
ここを訪れた画家のカラヴァッジョ(私がメッシーナまで見に行った絵を描いた画家)が、
シラク―サの僭主(身分を超えて君主となる者)ディオニュシオス(「走れメロス」に登場する暴君とのこと)が
この洞窟に閉じ込めた捕虜のひそひそ話を盗み聞いたという伝説を聞いて、命名したとのこと。


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それにしても、洞窟内の人間の大きさがあまりにも小さいです。
掘りにも掘ったものですよね。これだけ掘れば崩落しても仕方がないように思います。




続きます。




(2022年10月14日午前中)
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<おまけ>

この冬うちの庭で採れた大根のうち、一番大きなものです。

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焼き魚のお供として、大根おろしにしたら、ちょっとピリッと辛くて瑞々しく美味しかったです。

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虫食いのあとがありますが、もちろん葉っぱも捨てずに食べます。
サッと湯がいて刻みおじゃこと一緒に炒めて、みりん、焦がしたお醤油、かつおぶしで味付けです。
ゴハンが進みます^^


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MEGURU Ⅱ(2023年1月) & アレンジ [お花]

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今月もベルローズさんからMEGURUシリーズの薔薇が届きました。
昨年の12月でMEGURU Ⅰが終了し今月からMEGURU Ⅱが始まりました。
Ⅰでは1種類の薔薇が3本とグリーンが2種類が基本のセットでしたが
Ⅱでは3種類の薔薇とグリーンが2種類が基本になります。


今月届いたのは、ピンク色のピンクダイアモンド、濃いピンクのフェリシタル、
そして少しくすんだピンク色(茶系)のショコラロマンティカです。
お供のグリーンは、春を先取りのミモザとブプレニウム。

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ショコラロマンティカは開花すると花びらがくしゅくしゅと重なり合ったちょっと変わった咲き方。
爽やかなとってもいい香りがしました。

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ピンクダイアモンド               フェリシタル





[かわいい]まとめ[かわいい]

MEGURU I



興味のある方はこちらの覗いてみてください→ベルローズさん


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シチリア島の旅 18(ベルベデーレ展望台で朝日を望む@タオルミーナ) [海外@シチリア島(伊)2022秋]

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日の出前です。エトナ山は山頂に雲がかかっています。


今日はシチリア旅行記です。

ホテルから15分位歩いたところにイゾラ・ベッラ(砂浜が続いていて歩いて渡れそうな島)を
見下ろすことができるベルべデーレ展望台があるということを添乗員さんから聞いていたので
メッシーナからホテルに戻ってきた時に、地図を頼りに行ってみたものの見つけられず、
途中で戻って来ました。
そのことを添乗員さんに話すと、添乗員さんが「希望者は朝食前に朝日を観に行きましょう。」
という企画をして下さり、参加してきました。


水面が明るくなっていますが、日の出はまだです。
真下にイゾラ・ベッラが見えています。

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引き潮だったのか、イゾラ・ベッラと砂浜が繋がっていますね。

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だいぶ明るくなってきました。

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雲間から太陽が顔を出し始めました。

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真っ直ぐな光の道ができました。

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朝日が昇ったのを見て、ホテルに戻りました。

エトナ山の山頂はまだ雲がかかっていましたが、お天気は良くなりそうな感じです。

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朝食を食べて


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次の目的地、シラク―サへと向かいました。

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<2022年10月14日朝 旅行期間2022年10月11日~10月21日> 

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<おまけ>

冷凍しておいた白身が溜まったのでフィナンシェを作りました。
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自分で作るのがいいところは、甘さを調節できるところですね。
これもレシピのほぼ半分で焼いています。
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新年早々伊藤若冲、長谷川等伯等々を堪能する [美術鑑賞]

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リュカさんの記事で出光美術館で伊藤若冲の絵が公開されることを知って
12日の木曜日「江戸絵画の華 第1部・・・若冲と江戸絵画」に行ってきました。


アメリカの日本美術コレクターとして知られるエツコ&ジョー・プライス夫妻(プライス財団)による
コレクションのうち190点におよぶ日本美術を出光美術館が購入したことを全く知らなくて(^^ゞ
もう驚くのやら嬉しいのやら・・・出光、よくぞやってくれました。
今回の展覧会ではそのうち厳選された約90点が2期にわたって展示公開されます。

数年前、東日本大震災復興支援ということでプライスコレクションが宮城・岩手・福島を巡回したのですが
その時恐らくにコレクションが日本にやってくるのは最後ということをネットか新聞で知って
福島まで行こうかと思ったのですが、それに気づいた時には既に展覧会も後半で
連日朝から行列ということで諦めたということがあったので、今回の里帰り展覧会は本当に感激です。


特に観たかったのこれ「鳥獣花木図屏風」。
これは絵葉書をスキャンしたもので絵の一部です。

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何といっても凄いのが<枡目描き>。
およそ1センチメートル四方の方眼が屏風全体にびっしりと描かれています。
その数1隻分で約42800個、それもフリーハンドで描かれているんですって\(◎o◎)/!
ホントに凄いとしか言い様がないです。


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その他水墨画なども展示されていてたっぷりと楽しみました。
2月21日から始まる第2部・・・京都画壇と江戸琳派も円山応挙、酒井抱一、鈴木其一等の絵画が
展示される予定なので見応えがありそうです。

このあと、15日まで東博で公開されている長谷川等伯の「松林図屏風」を観るために上野へ移動。
その前の腹ごしらえと、有楽町駅に向かっているときに思い出したのが、
angie17さんが紹介して下さった交通会館にあるレトロ喫茶ローヤル。
そこでランチセットでチーズトースト。次回はパフェを食べたい!


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東博はまだお正月モードでした。

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すっかり葉を落とした木が青空に映えます。

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久しぶりに本館。
リュカさんの話によると、毎年このドアの向こうにど~んと立派な生け花が飾られているとのこと。
今年は開かずの扉でした。

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家に帰らなければならない時間が決まっていたので、東博ではピンポイントで見学。
ここでも若冲の国宝が展示されていました。
「玄圃瑶華」。
これは版画で、若冲自身が版を彫って、版木を管理していた貴重なものだそうです。
若冲は絵を描くだけではなかったのですね。才能がある人は何でもできてしまうのです。
真っ黒な背景にモチーフがくっきりと浮かび上がるようなコントラストが綺麗です。

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そして等伯の「松林図屏風」。
秋の国宝展の時にも会期の早い時期に展示されていたのですが、
私は会期の最後の方に見に行ったので見ることができませんでした。
今回初めて知ったのですが、戦後初めて購入されたコレクションのひとつだそうです。

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何度見ても感動します。
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俵屋宗雪(宗達の後継者)「龍虎図屏風」

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尾形光琳「竹梅図屏風」

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貝合わせに用いる貝を収める箱。これは源氏物語の場面を描いているもの。
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法然上人伝絵巻

後鳥羽上皇に仕えていた松虫姫、鈴虫姫が法然上人の説法を聞いて出家をし
法然上人は流罪となった事件を思い出しました。

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帰り際階段脇でふと見かけた黒電話。使っているのかしら?
このタイプうちにもありました。

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(2023年1月12日)

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シチリア島の旅 17(帰りは列車でタオルミーナに戻りました) [海外@シチリア島(伊)2022秋]

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タオルミーナの列車の駅



目的のカラヴァッジョの絵を見ることができたので、列車の時間には早かったのですが
トラムでメッシーナの駅に戻り、駅で時間を潰しました。
駅にポストがあり、美術館に入った時に絵葉書を貰ったので書いて送ろうと思ったら
駅の売店では切手を売っていなくてガックリ。
添乗員さんにその話をしたら、最近手紙を書いて送る人が少なくなったので
売っている場所が少なくなっているとのことでした。


行きのバスの切符を買う時に帰りのバスの切符はどうしますか?と聞かれ
確かにバスのターミナルの方が旧市街にあるので便利は便利で、料金的にもお得なのですが
現地ガイドさんから「タオルミーナの駅はとっても素敵な駅なんですよ。」という話を聞いていたので
この機会に是非見ておきたいと思い、列車で帰るつもりですとお断りしたのです。


刻印器。乗る前にチケットに必ず刻印する必要があります。
確か刻印したチケットがあったはずと探したのですが
うっかり捨ててしまったのか、どこかに挟んでしまったのか見つかりません(>_<)
刻印していないと検札があった時に罰金?を取られるとか。

これはフランスでもそうでした。

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シラク―サ行きのこの列車に乗ります。

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真ん中あたりにトレニタリア (Trenitalia)のマークが見えます。↓
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自転車のマーク付きです
車内には自転車を立てかけるところが備え付けてありました。
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日本と違い発車ベルはないので、時間が来ると列車は動きだします。
海沿いを走って行きます。
向こうに見えるのがイタリア半島です。
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海岸近くを船も走っていました。
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タオルミーナの近く、だいぶリゾートっぽくなってきました。
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タオルミーナの駅に到着。
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古いフランス映画やイタリア映画のノスタルジックな雰囲気が感じられる
アールヌーヴォー調の駅です。
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↓ぶれています(^^ゞ
床の模様もお洒落です。
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↓ここだけ見ると駅とは思えないですよね。
床はモザイクみたいですね。
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天井も凝った装飾です。
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窓口の曲線のカーブが柔らかな雰囲気を醸し出し、ガラスの模様も素晴らしいですね。
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この駅もゴッドファーザーPart3のロケ地になったそうです。
マイケルが別れた奥さんケイを迎えに来るところに使われているらしいです。
シチリアから帰って来てからもう一度ゴッドファーザーを観て確認したいと思いつつまだできていません。

駅から崖の上の旧市街へはバスがあるのですが、写真を撮ったあとにバスの時刻表を見ると
行ってしまったばかりで次のバスまではかなり待たなければならず困ったな~と思っていたら、
運よくタクシーが1台停まっていたので運転席を覗き込むと、
優しそうな少し年齢を重ねた男性の運転手さんで、ホテルのカードを見せるとOKと言ってくれたので
海外でひとりでタクシーに乗るのはちょっと不安もあったのですが、タクシーでホテルまで戻りました。
一応目安で現地ガイドさんにタクシーの値段を聞いておいたのですが、ほぼ同じだったので
良心的な運転手さんでよかったです。

昼間は雨模様だったタオルミーナも雨が上がっていて、空がほんのりと夕焼け色になっていました。
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                              ↓このあたりが駅です。
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夕食です。
この日はホテルから歩いて5分位、市民公園近くの地元の人気レストラン「AL GIARDINO」。
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朝お店の前を通った時に今日の夕食はここです、と言われたのでその時に撮ったものです。
メッシーナに行って来たばかりだったので、メッシーナのビールにしました。
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ムール貝のスパゲティ
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殻付きではなかったですが美味しかったです。
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タコのトマトソースがけ・・・これにもじゃがいもが入っていました。
タコとじゃがいもの組み合わせは定番のようです。
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デザートは、レモンジェラートのはずだったのですが、こんなものに[がく~(落胆した顔)]
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↑では納得できないので(昼食抜きでしたし^^)、自前でピスタチオのアイスを注文しました(笑)
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第3日目終了です。

(2022年10月13日午後~夜)
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<おまけ>

久しぶりにバスクチーズケーキを焼きました。ブームは去ったようですが(笑)
今、巷で人気はカヌレでしょうか?
何年前だったかすっかり忘れていますがブームがありましたよね^^

焼き上がってオーブンから出したところです。
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冷めてくると中央部分が沈んできます。
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美味しく焼き上がりました。
nachicさん教えて頂いて以来小麦粉は入れていません。
レシピでは47%の生クリームを使用することを勧めていましたが(現地のレシピ)
たまたまスーパーで賞味期限切れ近い35%のモノが30%引きになっていたので
それを買って焼いたところかなりいい感じでした。
濃厚なものがお好きな方は物足りないと思われるかもしれないですが、
あっさりとしていて美味しかったです。(日本人向き?)
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シチリア島の旅 16(自由行動でメッシーナへ) [海外@シチリア島(伊)2022秋]

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メッシーナ州立美術館入口



年末年始の記事が入って中断していたシチリア旅行記に戻ります。

前回はこちらです。
カステルモーラ@タオルミーナへ行ったものの雨で絶景を眺めることができず
タオルミーナの旧市街に戻ってきたところで午前中の観光が終了、午後は自由行動というところで
終わっていました。

今回シチリア旅行のツアーに参加すると決めてから出発まであまり時間がなかったので
充分な準備ができなかったのですが、数冊買った本の1冊「シチリアへ行きたい」という本の中に
「この絵を見るためにシチリアへ行きたい」というコラムがあり、
メッシーナにカラヴァッジョがシチリアにいるときに描いた4枚の絵のうち2枚があるとの記載があり
非常に気になりました。カラヴァッジョは、殺人を起こしたりして素行には問題のある人物でしたが
画家としては、まるでそこに存在するかのような迫真の写実力と明暗法で
見る人を惹きつけるものがあります。これは見られるものなら是非見たい!


地図を見るとタオルミーナと対岸にイタリア半島を臨むメッシーナはそう遠くはなく、
ネットで検索したところバス或いは列車で速ければ1時間ほどで行ける距離でした。
また美術館もメッシーナの駅からトラムに乗って終点にあるということで迷わずに行けそうな感じ。
シチリアへ行くのは恐らく今回が最初で最後。絵が日本に来ることもないに違いない。
これは行って見るしかない・・・という気分が高まって行ったのです。
時間的に無理であれば諦めるつもりだったのですが
一応、添乗員さんにタオルミーナの自由時間にメッシーナへ行きたいという希望を伝え
バスや列車の詳細な時間を調査をお願いしておいたのです。


最終的には現地ガイドさんにバスの時間等を確認してもらうと
ネットで検索していた時間よりも丁度いい時間にメッシーナ行きのバスがあることがわかり、
美術館でカラヴァッジョの絵のみを見るだけであれば、夕食の時間に戻って来れそうです。
行きはバスで、帰りは列車で戻って来ることにしました。
添乗員さんに美術館へ行き方の説明や列車の時刻表が見られるアプリをスマホに入れてもらって準備万端。
カステルモーラからタオルミーナの旧市街に戻ってきて解散になると
現地ガイドさんがバスターミナルまで一緒について来て下さりました。
チケットを買って、まだ時間があったので待合所でエスプレッソを飲んでバスを待ちます。
ところが出発時間になっても乗る予定のバスが来ません。
ガイドさんが何度か確認に行って下さって本当に心強かったです。
もしひとりだったら間違って別のバスに乗ってしまっていたかもしれないです。
私が乗る予定のバスは15分位遅れてバスターミナルに到着しましたが、乗客は、私ひとりでした。
日本ですと乗り物に乗るとついつい居眠りとかをしてしまいますが、緊張のあまり目はパッチリ、
昼食も抜きだったのですが空腹感もなかったです。


バスは、タオルミーナからメッシーナへ直行のバスで、ほぼ高速道路を走っていました。

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高速道路を下りて、メッシーナ駅に向かっているところです。

向こうに見えるのがイタリア半島・・・写真を撮る余裕が少し出てきました(^^ゞ

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メッシーナの鉄道の駅です。
メッシーナに到着するとほぼ雨は上がっていました。

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メッシーナの駅に到着してまずしたのが、帰りの列車のチケットを買うこと。
帰りにもし人が並んでいてチケットを買えず乗り損ねたら大変ですからね。

メッシーナは大きな駅だったので人がいる窓口があり
ipad-miniの画面を見せながら対面でチケットを買うことができたので助かりました。


タオルミーナから乗って来たバスです。(メッシーナ到着時に撮りました)

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駅前から美術館に行くためにトラムに乗ります。
トラムのチケットはよくタバコ屋さんなどで売っているのですが駅周辺にそのようなお店はなく
トラムを待っている人に尋ねたところ、トラムのチケットはトラムの中にチケット販売機があって
そこで買えるとのことでひと安心。販売機の写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました(>_<)


終点で撮った写真です。

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2022(令和4年)~2023(令和5年)年末年始日記 [美味]

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皆様、三が日はいかがお過ごしでしたでしょうか?
東京はお天気も良く日中は暖かく過ごしやすかったです。
2日~3日は例年よりも箱根駅伝が気になり(今年は特に2番目の姉の出身校が55年ぶりの出場だったので^^)、
朝からテレビは付けっ放し状態でした。アナウンサーが「江戸紫色の・・・」と絶叫するたびに
佃煮の「江戸むらさき」を連想しまったは私だけじゃないと思っています(笑)


今日は年末年始の食べ物日記です。
今年も変わり映えがしませんが、一応備忘録ってことで^^


<2022年12月29日>
29日の午前中にいちごの買い出しに行ったことは前々記事でご紹介しましたが
お節料理を本格的に作り始めたのは29日の夜からでした。
まず最初に取り掛かったのは「黒豆」。


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29日の夜に漬け汁(水、砂糖、醤油、塩)に漬け込み
翌30日、とろ火で8時間以上煮込み
ひと晩置いて出来上がり。
今年はお豆がよかったのか、途中でチェックを
しなかったら軟らか過ぎる位になってしまい
失敗(>_<)かと思ったら、父は「軟らかくて
年寄りには丁度いい、美味しい!」と言ってくれて
助かりました(^^ゞ




<2022年12月30日>
保存が効くものから作り始めました。

野菜のマリネ(カリフラワー、蓮根、かぶ、カラーピーマン、セロリ、人参)
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金柑の甘露煮
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お野菜たっぷりのいり鶏(鶏肉、人参、椎茸、たけのこ、こんにゃく、ごぼう、蓮根)
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<2022年12月31日>

庭からクチナシの実を取ってきて、栗きんとんです。
綺麗な色に仕上がりました。

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八つ頭のうま煮
八つ頭は里芋とほとんど変わりませんが、年末のこの時期にしかお店に出てこないので、
必ず買って作ります。

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ぶりの照り焼き
前日に甘酒とお醤油を煮て作った漬汁に漬け込んでおいて、焼きました。

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写真を撮り忘れたのが、紅白なます。
わざわざ三浦大根を買って作ったのにすっかり忘れてしまいました。


夕食は年越し蕎麦。

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かき揚げ(桜海老、三つ葉、サツマイモ)を頑張って揚げました!

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2023年(令和5年)元旦 [ご挨拶]

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あけましておめでとうございます


令和5年元旦


本年もどうぞよろしくお願いいたします


皆様にとって素晴らしい年になりますよう

心よりお祈り申し上げます

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