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父生まれ故郷に戻る その4

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父の納骨のために父の生まれ故郷である島根県益田市へ行った時の記事の続きです。

朝食はビュッフェだったので和洋折衷で。
お味噌汁の具は島根県宍道湖で獲れるものが有名なしじみでした。
家でしじみのお味噌汁にすると父が「子供の頃に食べたしじみはもっと大きかった」と言っていましたが、
ここのしじみは確かに若干大きかったような気がしました。


当初納骨は午前中を予定していたのですが、前日の天気予報では午前中強雨ということだったので
神主さんお願いして午後に変更してもらいました。
天気予報はやはり予報であって、朝は確かに強い雨が降っていたのですが、
その後は天気が回復し、青空が見えるほどだったので変更する必要はなかったかもしれませんが
仕方がありません。
午前中は、こんな機会でもないと行くことができない市役所や法務局へ行き
電話では説明するのが難しい疑問点を直接話したところしっかりと対応して下さり
問題点を解決することができて時間を有効に使うことができました。


ひと仕事終えて、お気に入りのフルーツパーラーへ。
父や母と一緒に来ている頃は、駅前にお店を構えている果物屋さんの2階にある喫茶店だったのですが
今ではその当時の果物屋さんの面影は全くなくなって、お洒落なカフェに様変わりです。

旬のメロンのパフェとバナナサンド+コーヒーで小腹を満たしました
アムスメロンは益田の特産品のひとつです。


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食べごろのメロンが美味しかったです。

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神主さんとの約束の時間まで時間潰しに、美術館のある島根県芸術文化センターグラントワへ。

前日に津和野に行きましたが、「津和野藩の絵師たち」のコレクション展をやっていたので
それを鑑賞しました。あと、島根県出身のデザイナー森英恵さんのコレクションの展示、
「不可思議な絵とかたち」という展示もあって、3つの小さな展覧会を楽しみました。


グラントワの建物は特産の石州瓦を28万枚使って建てられています。
美術館だけでなく、音楽や演劇が開催されるホールもあります。

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オブジェは、日本を代表する石見神楽をイメージし、親しみのある大蛇(おろち)を

テーマにしたものだそうです。
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これも、作者は違いますが題名が「OROCHI」おろち

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神主さんとの約束の時間が近づいて来たので神社へ。
神社で儀式を済ませたあと、神主さんと一緒に墓地へと向かいました。
うちの墓地のある近辺で熊の出没情報があったので、
念のため、上高地で買ったクマよけの鈴を持参しました。
それまで何とか雨が降らずに持っていたのですが段々と雲行きが怪しくなってきて、
納骨の儀式を行っている最中にポツポツと雨が落ちてきてしまいました。

いよいよ納骨という時になってお墓の扉が開かず焦りましたが、
神主さんが雨が降る中開けて下さり、無事納骨を終えることができました。


その後、空港へ。
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少し早目でしたが、羽田に到着するのが8時過ぎになるので夕食。
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かき揚げ丼。
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離陸するころには雨はすっかり上がっていました。

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東京に戻ってきました。


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「父生まれ故郷に戻る」はこれで終わりです。




(2024年6月30日~7月1日)

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<ひとりごと>

昨日眼科に行った時、父をずっと診て下さっていた先生だったので
「お父様、この暑い中どうしていらっしゃる?」と聞かれ
「実は5月に亡くなりました・・・。」と言ったところ

「そうだったのこの前までお元気だったのにね・・。」
直接的な原因ではなかったですが、コロナに罹ったことが大きかったと話すと
「そうなのよね。高齢者は感染症に罹るとガタガタっとなってしまうことが多いから」と仰っていました。
また、コロナの感染者が増えているそうですね。

もはやいつどこで感染するか分からない状態ですが、私も高齢者に片足を突っ込んでいるようなものなので(^^ゞ
気を付けたいと思っています。


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