シチリア島の旅 31(オルティージャ島 その9@シラク―サ) [海外@シチリア島(伊)2022秋]
シチリア島の旅行記、シラク―サ、オルティージャ島の続きです。
オルティージャ島を一周するボートクルーズから戻った後は
現在、新市街(正確に言うとオルティージャ島ではありませんが(^^ゞ)にあるルチアが殉教し埋葬された
サンタ・ルチア・アル・セポルクロ教会に飾られているカラヴァッジョの「聖ルチアの埋葬」の
本物を観に行ってきました。(聖ルチアの遺体はその後転々とし、現在はベネチアにあるそうです。)
これまた添乗員さんが希望者を募ってくださり、希望者がタクシーに分乗して行ってきました。
オルティージャ島を一周するボートクルーズから戻った後は
現在、新市街(正確に言うとオルティージャ島ではありませんが(^^ゞ)にあるルチアが殉教し埋葬された
サンタ・ルチア・アル・セポルクロ教会に飾られているカラヴァッジョの「聖ルチアの埋葬」の
本物を観に行ってきました。(聖ルチアの遺体はその後転々とし、現在はベネチアにあるそうです。)
これまた添乗員さんが希望者を募ってくださり、希望者がタクシーに分乗して行ってきました。
絵は教会の主祭壇に飾られていました。
「聖ルチアの埋葬」は元々この教会の祭壇画としてカラヴァッジョがシチリアに逃れている時に
描いたものですが、教会の修復工事等の際にこの教会から移され、最近までレプリカを見た
ドゥオ-モ広場のサンタ・ルチア・アッラ・バディア教会の主祭壇を飾っていました。
カラヴァッジョの他の絵もそうであるようにこの絵も全体的に暗いです。
描いたものですが、教会の修復工事等の際にこの教会から移され、最近までレプリカを見た
ドゥオ-モ広場のサンタ・ルチア・アッラ・バディア教会の主祭壇を飾っていました。
カラヴァッジョの他の絵もそうであるようにこの絵も全体的に暗いです。
コインを入れると数分間絵を照らし出すように電気が付くようになっていて
添乗員さんが何回か入れてくれました。
すると、地面に横たわるルチア、聖職者、そしてその右隣(向かって左)の顔を覆っている
ルチアの母親らしき女性、手前にはいかにも屈強そうな墓堀り人がくっきりと浮かび上がってきました。
暗さの中にも明暗がはっきりわかるように劇的に描かれているところがカラヴァッジョらしいと
感じがしました。
ルチアの母親らしき女性、手前にはいかにも屈強そうな墓堀り人がくっきりと浮かび上がってきました。
暗さの中にも明暗がはっきりわかるように劇的に描かれているところがカラヴァッジョらしいと
感じがしました。
主祭壇に飾られているのでタオルミーナの自由行動で行ったメッシーナの美術館→こちらのように
至近距離で見ることはできませんでしたが、教会なので見るだけなら無料というのには驚きました。
これだけの絵を見て無料というのは日本では考えられませんし、さすがに心苦しい感じがして
帰りに心ばかりですが絵葉書を買いました。
至近距離で見ることはできませんでしたが、教会なので見るだけなら無料というのには驚きました。
これだけの絵を見て無料というのは日本では考えられませんし、さすがに心苦しい感じがして
帰りに心ばかりですが絵葉書を買いました。
帰りに教会の入口にあったこの建物にも入ってみました。
教会のカタコンベ(地下墓所)も見学できるということだったのですが、
もう見学できる時間を過ぎていたようで残念でしたが、お墓なのでまあよかったかな(笑)です。
見学終了後、タクシーでホテルまで戻りました。
もう見学できる時間を過ぎていたようで残念でしたが、お墓なのでまあよかったかな(笑)です。
見学終了後、タクシーでホテルまで戻りました。
この日は同じテーブルになった方と一緒に白ワインをボトルで。
前菜は魚介類の盛り合わせ。
またまたムール貝も出てきました!
シラクーサの旧市街の観光にボートクルーズ、カラヴァッジョの絵の鑑賞と
盛りだくさんの1日が終わりました。
(2022年10月15日午後~夜@シラク―サ)
地盤沈下の建物、なんとも不思議な状態ですね
水が湧いて出ないので良かったです、日本では考えられませんね
by koh925 (2023-03-20 14:10)
サンタ・ルチア・アル・セポルクロ教会のアーチ状の
正面(?)が美しいですね。建物が高くないのも素敵。
そして、レストランの入り口が、天井が、お料理がまた
素敵!!逃避願望が頭をもたげているので妄想の中で
イタリアに旅したいと思います(^^)♪
by あとりえSAKANA (2023-03-20 16:38)
日本人女性のオーナーシェフ・・・凄いですね。
外国でレストランを営んでいるなんて素敵!!
お料理も美味しそうですよね。
by yoko-minato (2023-03-20 17:08)
祭壇の背後の絵画も
じっくり見たくなりますね。
by 響 (2023-03-20 20:02)
教会に飾られているから無料で見られる。なるほど、とは思いますが、コインを入れると電気がつくって、なんかそこでお金を取ってる?って思っちゃいました。
でも、ちょっと恐い絵ですね(:_;)
後の方の女性の2枚の絵も、左は手に持ってる物に目があるし、右は首にナイフ刺さってるし((((;゚Д゚))))
地盤沈下してそのまま建っているって、不思議な上に、これまた怖いわー。
その上、お墓見学だったら、さらに恐怖倍増でした(^^;)
by ChatBleu (2023-03-20 20:21)
日本人女性シェフですか。
味付けも日本風なのかな?
ナイフが喉に突き刺さった女性の目線が気になります。^^;
by のら人 (2023-03-20 21:17)
祭壇に素晴らしい絵画があるって日本では無いですよね
祭壇の画像の下の2枚の絵
1枚は目玉が描かれたお皿をもう1枚は首を刺された絵
何か意味があるんでしょうね
by くまら (2023-03-20 22:46)
カラヴァッジョの絵,教会で、観賞できるとは、いいですね。
by テリー (2023-03-20 23:37)
階段を下りていく半地下の教会は
珍しい構造の建物だな・・・と思ったら、
地盤沈下によって沈み込んだものとは
これもまた面白い歴史ですね(・∀・)
日本人の方がご夫婦で経営されているレストラン、
魚介類を活かしたご当地らしい料理ながら、
日本人に合いそうな味付けなのかな?って
そんなイメージに感じちゃいます(^^)
エビウニ、ズッキーニのパスタが美味しそう♪
by あおたけ (2023-03-21 07:05)
私は教会ではドネーションした人向けのろうそくに火を灯すことが多いです。
by YAP (2023-03-21 08:17)
カラヴァッジの絵の暗さがより悲しさを強調しているように感じました
by こんちゃん (2023-03-21 08:30)
魚介類の多いディナーで白ワインがすすみますね(^_^)
by ぼんさん (2023-03-21 09:06)
日本人シェフのお店は日本人にも馴染みのある味になっているのでしょうか?
白ワインが美味しいですね。
by ma2ma2 (2023-03-21 09:12)
魚介系の料理がとても美味しいところなのですね。
一皿に美味しい料理が詰まっていて、見ていて食欲を刺激されますよ。
by ナツパパ (2023-03-21 10:21)
夕食のレストラン
店構えが、とても良いですね。
それにしても働く添乗員
良いツアーに恵まれましたね。
by 八犬伝 (2023-03-21 12:31)
こんにちは。
『カラヴァッジョの「聖ルチアの埋葬」の本物』なる程で、貴重な体験ですね。
飾られている宗教画「劇的に描かれている」ので・・・
全体的に暗くてもインパクトある印象です。
無料みたいなので、タクシー使っても観た方がよい聖ルチア教会ですね。
ところで、教会と同じ敷地内にある建物・・・
「この建物が建てられた後に地盤が沈下」は大変問題あり、海近くの影響かな?
夕食の「La Cambusa」は「日本人女性のオーナーシェフがご夫婦」の文字あり・・・
お味が大変気になります!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2023-03-21 13:42)
真っ青な青空のもとのボートクルーズ、清々しい気分になりますね。
教会は美術館で、街の建造物は博物館ですね、歴史を感じさせます。
日本人シェフならではのイタリアン、どれも美味しそうです。
楽しさ満載の一日でしたね。
by Jetstream (2023-03-21 15:59)
見難くもありますがその作品が本来置かれるべきところにあると
雰囲気も一緒に楽しめて嬉しくなりますよね!
で、できれば後日にでももう一度美術館で間近に見たい(笑)
コインを入れたら電気がつくシステムはフィレンツェで体験した事があります。
そこも入場料なしの教会だったのでみなさん寄付の意味でジャンジャンコインを入れていて(笑)
ずーっと電気がついたままだったので最初はそのシステムに気づかなかったぐらい。
途中で気づいて私も追いゼニしてきました(≧∇≦)
ムール貝ざんまいが羨ましい!
by ちぃ (2023-03-21 16:37)
教会の維持も大変なんでしょうね。
コインで電気が付くのも考えましたね、でも重要な物が良く観られていいですよね。
by 拳客 (2023-03-21 19:36)
教会の柱が法隆寺の柱を彷彿!
シルクロードで伝わったのかな~
そしてムール貝食べたきゃシチリアへ行けですね(笑)
スパゲティもとても美味しそうです(^^♪
by yamatonosuke (2023-03-22 02:09)
コインを入れると数分絵を照らしてくれるのね。
見たいときだけ灯りがつくのはいいかもしれないねー^^
ちゃんと光の効果も考えてるカラヴァッジョ。
その場で見たいわ!
確かにこれだけの作品を見て無料はすごい。
絵葉書買うの、分かります!
お料理、今回もムール貝!♪♪
魚介がまじでおいしそう〜〜〜〜
by リュカ (2023-03-22 11:53)
シチリア島の旅 29から31、楽しんで読ませて頂きました。
by 静謐な一日 (2023-03-22 18:54)
地盤沈下、傾かずに沈んだのかしら、陥没?魚介類の盛り合わせ美味しそうです、ひらきになってるのは、イワシかな、 絵葉書、買いますね。寄進というか感謝の心かな
by engrid (2023-03-22 23:10)
濃厚な1日ですね。写真の枚数が恐ろしい数になりそうな^^。
建てられた後に地盤が沈下・・・って、地面が均一に下へ? 建物が歪んで崩れたりしなかったのかしらね。奇跡ですよね。
魚介類たっぷりなコース料理も美味しそうです。タコ、イカ、食べたい。
by Inatimy (2023-03-23 07:51)
穴蔵のようなレストラン、いい雰囲気でやすね!
前菜だけでもお腹いっぱいになりそうなほど、たくさんありやすね!
by ぼんぼちぼちぼち (2023-03-23 11:48)
♪koh925さん
そうなんですよ。
階段で下っていくのは珍しいな?と思ったら
自然現象だったようです。
♪あとりえSAKANAさん
写真の正面ですね。
教会の正面は恐らく向かって左側の方になります。
向こうは高い建物は教会の塔位です。
逃亡願望出てきちゃいますよね~イタリア、お勧めです^^
♪yoko-minatoさん
ここは人気のお店のようです。
私たちが訪れた日もほぼ満席だったと思います。
もちろん美味しかったです(*^^)v
♪響さん
はい。
特にこの祭壇画はここの教会のために
描かれた作品ですので尚更です。
♪ChatBleuさん
それもお金を取っていることになりますね(笑)
絵葉書にしてもそうですが、美術館の入場料からしたら
どちらも微々たる金額です。
日本では有り得ない場面の絵だと思います。
絵はどちらも手に持っているお皿に目が描かれているので
(聖)ルチアの絵であることがわかります。
お墓に対する概念(特に教会関係)は日本とは違うかもしれないですね。
♪のら人さん
味付けは日本人の舌にも合うようになっていたと思いますが
日本人相手のレストランではないので
日本風とまでは言えないと思います。
♪くまらさん
キリスト教の場合には祭壇に絵が飾られていることが多いですね。
フランダースの犬のネロが見たかった絵もルーベンスの祭壇画です。
お皿に目玉が描かれているのはルチアの絵だからです。
(拷問の時に目をくり抜かれたのでそのシンボルとして)
♪テリーさん
絵が元々あった所で見ることができるのは非常に珍しく
やはり美術館で見るのとはまだ違った印象でした。
♪あおたけさん
ひょっとしたら周囲の地盤が隆起したのかもしれません。
いずれにせよ自然現象であのような状態になったとのことです。
一気になったのかジワジワとそうなったのかは分かりませんが。
奥様が日本人で旦那様はイタリア人でした。
確かに日本人にも好まれる味付けになっていたと思いますが
現地でも人気のレストランとのことなので
現地の方々にも合う味付けなのだと思います。
どのお料理も美味しかったですヽ(^o^)丿
♪YAPさん
教会に置いてあるロウソクはそう言うことだったのですね。
信者の方向けのモノだと思っていました。
♪こんちゃんさん
特にこの絵は悲しい場面ですからね。
♪ぼんさんさん
そうなんです。
魚介類にはやっぱり白ワインがよく合います^^
♪ma2ma2さん
日本人のツアーだったので
私たち仕様にしてくれたかもしれませんが
現地に人たちでいっぱいのレストランだったので
シチリアの人たちの舌にも合う味付けなのだと思います。
♪ナツパパさん
目の前が海の街だったので
魚介類のお料理がとっても美味しかったです。
♪八犬伝さん
レストランいい雰囲気でしょ。
ツアーの人数もそれほど多くなかったので
所謂団体が使うレストランではなく
町の普通のレストランで食べられたので良かったです。
添乗員さん、色々と頑張ってくれました。
♪Boss365さん
カラヴァッジョがこの教会の祭壇を飾るために
描かれた絵だったのでその場所で見ることに
特別感があり意義があったと思います。
タクシー代は若干ぼられた(?)ようにも感じましたが
見に行ってよかったです。
最初、ここがカタコンベ(地下墓所)かと思っていたので
まあなる程ねと思ったのですが、そうではなかったとのことで
びっくりしました。自然現象は恐るべしです。
レストランのお料理、美味しかったです。
by kuwachan (2023-03-23 14:12)
♪Jetstreamさん
午前中は旧市街の観光を楽しみ
午後のボートクルーズはお天気が良かったので
とっても気持ちよかったです。
教会でも絵画鑑賞も特別感がありましたし
夕食はレストランで美味しい料理に舌鼓をうち
内容充実の1日でした。
♪ちぃさん
そうなんです。
この場所に飾るために描かれた絵だったので
美術館で見るのとはまた違っていたと思いますが
確かに美術館で間近で見たい感じがします。
コインを入れたら電気がつくシステム
フィレンツェの教会でもあったのですね。
入場料無しだと何かしら寄付をしたくなるものですよね。
ずーっと電気が付きっぱなしは凄いです(笑)
この日はムール貝三昧で満足しました(*^^)v
♪挙客さん
教会の建物は古いものが多いので維持が大変だと思います。
昔のようには寄付がないでしょうし、
電気を付けっ放しもきっと絵にはよくないので
必要な時だけ付けるシステムはいいかもしれないですね。
♪yamatonosukeさん
法隆寺の柱ですか!
法隆寺にはずいぶん前に行きましたが
柱まで覚えていないです(^^ゞ
この日は昼も夜もムール貝で大満足!
パスタは日本よりも硬めの茹で上がりですが美味しいです^^
♪リュカさん
そうなの。そういうシステムになっていたのよ。
昔は電気なんてなかったからもっと暗かったわけで
そんな中でもカラヴァッジョは光と影とを意識して描いていたんだろうね。
絵葉書だからほんのわずかな金額で足しになるかどうかわからないけどね
自分の気持ちを表す方法としてそれしかなかったから。
ムール貝、昼と夜のレストランが同じ場所じゃないから
たまたまそうなってしまったんだけど大好きなものなのでOK。
きっとよく獲れるんだろうね(笑)
♪静謐な一日さん
ありがとうございます。
楽しんでいただけたのことよかったです(*^^)v
♪engridさん
ああ、陥没かもしれないですね。
周囲が隆起かな?
意図してあのような状態にしたではなく、
自然現象だそうです。
開きになっているのはシコイワシかな、そんな感じでした。
♪Inaimyさん
この日は朝から盛りだくさん内容でした。
デジタルになって取り敢えず撮っておこう状態になり
いつも撮る枚数が凄いです。もちろんまともに見られないのもたくさんあります。
最終的にはブログ頼みです(^^ゞ
じわりじわりと地盤沈下し最終的にあのような形になったと聞いた覚えです。
一気にあの状態では建物は持たないですよね。
シチリアは魚介類が美味しかったです。
お肉も食べなかったワケじゃないのですが、
印象に残っているのはお魚の方です。
♪ぼんぼちぼちぼちさん
堅苦しくない雰囲気の良いレストランでした。
前菜の種類がいっぱいで嬉しくなりましたよ^^
by kuwachan (2023-03-23 17:29)