SSブログ

リオハとバスクを訪ねる旅45(参事会教会へ@サンティジャーナデルマール) [海外@リオハとバスク(西・仏)2019秋]

bIMG_3116.JPG



あと残すところ半日というところで季節ものということで上高地の旅行記を挟んでしまいましたが
昨年の秋に訪れたスペインのリオハとバスクの旅行記に戻ります。


午前中はアルタミラの洞窟そしてガウディが設計した建築物があるコミージャスを見学し
再びサンティジャーナデルマールへ戻ってきました。午後はフリータイムです。


昼食はレストランに行くと時間が掛かってしまうので、ホテルの部屋で簡単済ませました。


bIMG_0331.jpg


フリータイムの時間には、サンティジャーナデルマールの町の起源であるトルコで殉教した
聖フリアナの聖遺物が納められているという12~13世紀にロマネスク様式で建てられた
参事会教会を訪ねようと決めていました。


姪っ子とのフランス旅行ですっかり虜になってしまったロマネスク様式。
特にその奇怪でユーモラスな彫刻に惹かれています。
以来、ロマネスクと聞くと時間があれば見ておきたくなります。

bIMG_3118.JPG


目指す参事会教会は真正面に見える赤い屋根の建物です。
早朝に散策した時には人影がほとんどなかったのですが
午後になると観光客でいっぱいでした。


bIMG_3258.JPG


ここにも杉玉ような草のボールが吊り下げられていました。


bIMG_3120.JPG



この通りはお土産さんが軒を並べていました。


bIMG_3121.JPG



建物に彫りこまれた紋章が凝っています。


bIMG_3123.JPG
ここにも。

bIMG_3250.JPG



これはおそらく昔の洗濯場です。
今のように各家に水道が引かれていたわけではなかったので
共同洗濯場が設けられていたのでしょう。中世の街ではよく見かけます。

bIMG_3127.JPG


来た道を振り返ると・・・。

bIMG_3252.JPG



参事会教会です。

bIMG_3128.JPG



狛犬ような石像。

bIMG_3130.JPG


こちらが正面の入り口です。

bIMG_3249.JPG


トップに飾られているのが聖フリアナの彫像ですが、これは18世紀に再建されたものとのことです。


bIMG_3132.JPG



↓見学の入り口は左という指示の矢印があったので左の方へ行きます。


bIMG_3129.JPG


bIMG_3260.JPG



bIMG_3263.JPGbIMG_3264.JPG



教会の見学用の入り口の前は観光用お馬さんの休憩所になっていました。


bIMG_3133.JPG





続きます。
次回は教会の内部に入ります。




(2019年10月13日午後)

***********************************************

<おまけ>


うちの庭の柿の葉っぱが紅葉していました。


E61288D6-47CD-4D36-A078-75D70384CFCF.jpeg




nice!(87)  コメント(27) 
共通テーマ:旅行

nice! 87

コメント 27

takenoko

日本の宿場町にも共同洗濯場はありましたよ。
by takenoko (2020-11-23 07:11) 

あおたけ

ホテルでサッと済ませられたご昼食、
チョコレートパンとビールという組み合わせが、
意外で面白いです(笑)
石畳が敷かれた中世の面影を残す路地を抜けると、
その先に見えてきた赤い屋根の参事会教会。
教会が街のランドマーク的な存在だということが
よくわかる情景カットですね(・∀・)
参事会教会の入口、
たしかに神社の狛犬に迎えられているように見えます(^^)
by あおたけ (2020-11-23 08:38) 

ma2ma2

早くまた海外に行けるようになりたいですね!
来年は無理かな?
by ma2ma2 (2020-11-23 09:08) 

YAP

こういう町の路地がいいですね。
石畳の路面も趣ありますが、クルマにはけっこうつらいです。
by YAP (2020-11-23 09:31) 

Jetstream

街から見える田園風景、こんな風景を見ると海外へ行きたくなります。来年は出かけたいですが・・ワクチン次第ですね。
by Jetstream (2020-11-23 11:45) 

sheri

洗濯場、そうですよね。各家庭になかった時代もあったんですよね。
以前アンティークのイニシャル入りリネンをいくつか購入したことがあって、それって、こういう場所で他の家のと間違えないようにイニシャル付けたのかしら?なんてちょっと考えてみたりします。
by sheri (2020-11-23 13:37) 

八犬伝

そうですね
スペイン式のランチだと、時間がかかってしまいますものね。
マホーにチョコパンですか。
by 八犬伝 (2020-11-23 13:52) 

こんちゃん

レストランは異常に時間がかかるのは私もフランスで体験しました。
この石の街の雰囲気がすごく素敵で観光客がたくさん歩くのも分かります。
by こんちゃん (2020-11-23 15:52) 

ChatBleu

スペインってのーんびりしてるんでしたよね、確か。
なるほど、それで、ランチを手早く済ませるには何か買ってきてホテルの部屋でってことになるのですね。
建物に彫り込まれた紋章がすごい!教会の入口の彫像も。どうやって作ったんだろう。掘った物を後からはめてるのかなぁ。

by ChatBleu (2020-11-23 16:44) 

くまら

こういうレリーフは定期的に修復してるのかなぁ??
こういう街並み、素敵だなぁ
海外の方々には、日本の田舎の農村が素敵に見えるんだろなぁ
by くまら (2020-11-23 19:45) 

ふにゃいの

石畳の坂道と周りの建物の雰囲気がステキですね。
窓の木枠と花もステキ。
こういう雰囲気の場所を散策したいです。
by ふにゃいの (2020-11-23 20:56) 

kyon

彫刻が素晴らしいですね。
杉玉みたいな草のボールはなんだか親しみがわきますね。
by kyon (2020-11-23 23:21) 

Boss365

こんにちは。
街中の建物も部分的に木材と煉瓦を利用したロマネスク建築風ですね。
屋根に木部あり?気になっています。
ヨーロッパの建物としては縦長の窓も低めで、小さめな感じです。
参事会教会、入り口のアーチが分かりやすい?ロマネスク様式ですね。
古代のローマ帝国風の装飾彫刻ありです。
それにしても最上階以外採光部が少ない建物ですね。内部が楽しみです。
ところで、今年は柿を収穫されたのですか!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2020-11-24 22:23) 

英ちゃん

建物に彫りこまれた紋章は凄い芸術的だね。
石畳の道や古い建物もいい感じ~
by 英ちゃん (2020-11-24 23:22) 

テリー

彫り込まれた紋章が面白いですね。
by テリー (2020-11-24 23:22) 

旅爺さん

石作りの建物に見られる彫像はどれも素晴らしいですね。
狭い路地には昔の馬車の車の跡が残っていますね。
スペインはまた行きたい国です。
by 旅爺さん (2020-11-25 06:31) 

ぼんさん

雰囲気のある町の路地にあるお土産物屋さん、どんな物が売っているか興味津々です(^_^)
by ぼんさん (2020-11-25 07:04) 

okko

ロマネスク様式はワタシも好きです。アルハンブラ宮殿も、あの建物見たさにでかけましたもの。音楽もロマン派が好き・・関係ないか。
by okko (2020-11-25 11:44) 

kuwachan

♪takenokoさん
お詳しいですね。
宿場町に行ったときに探してみます。


♪あおたけさん
本当はサンドイッチみたいなのが欲しかったのですが
そういうお店が見つからなかったのです。
旅行中の昼のビールは水替わりのようなものですから
合わせるものは何でもオッケーです(笑)
中世の街には最低ひとつは教会があります。
ここの街は、イスラム教徒の侵略によって
逃げてきた貴族が多く住んだそうですので
教会への寄付も多かったのではないでしょうか。


♪ma2ma2さん
そうですね。行きたいですね。
来年は行けるでしょうか。
行けるようになっても日本に帰ってきてから2週間待機が
なくならない限り、行くことは難しいですね。


♪YAPさん
そうなんです。
路地がいい雰囲気なんですよね。
狭い道路と石畳があるので、
ヨーロッパは小型車に乗る方が多いですよね。


♪Jetstreamさん
見ていると行きたくなりますよね。同じです。
でも、今のところは行った先の方が大変そうです。
来年には元のように行けるようになっているといいですね。


♪sheriさん
今では自分のうちでやるの当然のお洗濯ですが
昔は、川や井戸端などでしたものね。
きっとそうだと思いますよ。
皆同じような生地を使っていたから間違いないよういするために
イニシャルだったのでしょうね。


♪八犬伝さん
この街にはファーストフードのお店が見当たらなかったです。
イタリアの中世の町にはピザのお店があったりしたんですけどね。
夜はまたご馳走なので、とにかくちょっと食べれればいいかなと
いう感じでこんな選択になりました。


♪こんちゃんさん
そうなんですよ。
ランチでも2時間とか平気でかかっちゃいますからね。
凄くいい雰囲気でしょ。
中世の街並みがそのまま残っているので、
スペインの中でも人気の観光地だそうです。


♪ChatBleuさん
そうなんです。
私が行ったヨーロッパの国の中で一番
のーんびりしているのがスペインかもしれないです。
フランスはパン屋さんがたくさんあって探すのも苦労しなかったですが
ここは街が小さすぎて、選択肢がなかったです。
貴族の館が多かっただけあって、それぞれ手の込んだ造りのものが多かったです。

by kuwachan (2020-11-25 13:02) 

SORI

kuwachanさん こんにちは
リオハとバスクは不思議な雰囲気があるところですね。行ってみたくなりました。
出発前日のアイスランドの噴火で、飛行機が飛べなくなってスペインに行けなくなったなので、スペインは不思議と引きつけられます。あまりにも突然なので、予約していたホテル代も戻ってきませんでした。
もちろん飛行機が飛ばなかったせいなので、飛行機代は大丈夫でした。
by SORI (2020-11-25 17:03) 

Loby

石畳の細
コロニアル風の建物
ブラジルの田舎で見れそうな風景です。
ポルトガルはスペインの隣国だし、ブラジルはポルトガルの植民地だったので、町の雰囲気などはとてもよく似ています。

by Loby (2020-11-25 20:08) 

kuwachan

♪くまらさん
ここの街は観光地になっているので
修復しているかもしれないですね。
石畳があってその先に田園風景が見える景色いいですよね。
白川郷のようなところは外国人に人気でしょうね。
日本人にも人気ですが^^


♪ふにゃいのさん
中世のそのままの佇まいが素敵ですよね。
そこで現在も生活しているからこそ
この雰囲気が醸し出されいるんだなと思います。


♪kyonさん
彫刻、ここに移り住んだ貴族が
お金をかけて作らせたのだと思います。
草のボール、結局意味が分からないままで残念です。


♪Boss365さん
建物はフランスやドイツの中世の街でもよく見かける
木組みに家っぽいですね。
石だけよりも温もり感がありますよね。
参事会教会、身廊の部分が高くないのがロマネスク時代ですよね。
ゴシックになると建物の外側のフライングバットレスで
高い建物を建てることが可能になったとのことです。
この柿は、実を生らしていないのです。
庭の真ん中あたりに生えていて、大きくなると邪魔になるので
伸びると切っています。


♪英ちゃんさん
貴族たちが自分の家を表すものとして造らせたので
凝った造りのものばかりでした。
この鄙びた感じがいいですよね。


♪旅爺さんさん
彫刻、見事でした。
石畳には古くからのことが刻み込まれていますね。
本当にいつになったら海外に行けるようになることやら・・。


♪テリーさん
紋章はその家を表わすものですからね
家に纏わるものが彫り込まれているのかもしれないですね。


♪ぼんさんさん
お土産屋さんは日本でも海外でも似ているように思います。
同じもので地名だけが違うものとか


♪okkoさん
ロマネスク様式は面白いですね。
見れば見るほど見たくなります。
アルハンブラ宮殿は見どころ満載でしたね!


♪SORIさん
あ~そうだったのですね。
SORIさんにとってスペインは思い出深い国になりましたね。
噴火が出発前日でよかったですね。
フランス在住の友人は一時帰国していた日本からフランスに戻る途中で
アイスランドの噴火に遭遇し、スキポール空港で何週間か過ごすことになったんですよ。


♪Lobyさん
そうですか!町の雰囲気がにていますか?
ブラジルにも行ってみたくなりますね。
ポルトガル、スペインどちらも大好きな国なので。

by kuwachan (2020-11-26 13:05) 

響

彫刻が素晴らしいですね。
紅葉の名所が混雑する中
柿の畑に紅葉を見に行くと貸切で綺麗な紅葉が眺めれました。
by (2020-11-26 14:33) 

koh925

フランスの地方の街歩き、石だたみの道がいいですね
日本でいえば城下町や寺社の門前町んお趣でしょうか
by koh925 (2020-11-26 16:08) 

Inatimy

木組みの見える家だったり、砂岩を積んだ家だったり建築物が魅力的です。
教会正面の入り口、聖フリアナの下に並んでる像、多くの顔が無くなってしまってるのが残念ですよね。でも、修復となると難しいんでしょうね。スペインって、失敗した例も最近多く報じられてるし^^;。
柿の葉の紅葉、なんていい色♪
by Inatimy (2020-11-27 00:07) 

garden

石畳の坂道、まるで中世にタイムスリップしたようですね。
ステキな街並みだぁ・・・。
行ってみたい・・・。
by garden (2020-11-27 09:03) 

kuwachan

♪響さん
手の込んだ彫刻が素晴らしかったです。
柿の葉っぱの紅葉って意外と綺麗な色ですよね^^


♪koh925さん
そうですね。
この町は修道院が起源とのことですから
門前町といったところでしょうか。


♪Inatimyさん
この町は建設当時の建物がそのまま残されているとのことで
石造りだけでなく木組みの家もあったりして
建物好きには見どころが満載だと思います。
聖フリアナ像は18世紀に再建されたものとのことですから
それまでは無残な状態だったのかもしれませんね。
下に並んでいる像は費用が足りなかったのかも?
スペイン、また修復に失敗したとのニュース最近こちらでも見ました。
あれだったらしない方がまだマシかもしれないです。
柿の葉っぱ、この写真を撮ったあと、強い風が吹いて散ってしまいました。

♪gardenさん
素敵でしょ。
中世の建物がそのまま残されている街なんですよ。
そのまま映画のセットで使えそうな雰囲気でしたし
歩いているとタイムスリップした感じになりました。

by kuwachan (2020-11-27 12:52) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。